突然ですが私、四季折々の自然と触れ合い非現実な空間が魅力的な渓流つりが大好きです!
渓流つりだけでなく
山菜・キノコ採り・登山などなど
山が大好きです。

最近ではキャンプブームも重なり私同様、山を生きがいにしている方は多いのではないでしょうか。
ところで上記のような充実した時間に、ある日突然目の前にクマが現れたらあなたはどのような行動をとれますか?
「出たら出たで考える」
「ここに出没することはない」
なんて思っていませんよね?

クマの生息域に足を踏み入れるということは、いつどこから出没してくるのかと常にアンテナをはっておかなければなりません。私自身、過去に2度遭遇し運よく生きていることができています。
そこで、なぜ2回クマと遭遇し無傷でいられたかを考えると
『クマが人を襲うとき』米田 和彦著(つり人社)
という書籍が大きく関与していたことに気が付きました。
山に入るのであれば、少なからずクマに襲われないよう対策を取る必要があります。
特に渓流釣りや登山キャンプの入門者・初心者の方は先ずはここで”知ることか”始めてみませんか?
嘘か誠か、錯綜しているクマ対策情報
巷では
「クマと遭遇したら、背をむけず後退り」
などなど、さまざまな情報が飛び交い結局どうすればいいのか分からないなんて思った経験ありませんか?
そもそも平坦で舗装された道路であればまだしも、足場の不安定な山で数十メートル?数百メートル後退りすることが自殺行為ではないか?と思えるぐらいです。特別な訓練でも受けていない限り不可能です。
クマとの遭遇・・・効果的なクマ対策とは?
冒頭で述べた通り私は過去に2度クマと遭遇しています。
1回目の遭遇は1人で渓流釣りを楽しんでいた時でした。川が蛇行し先が分かりづらい状況下で突然クマが、20mほど上流からノシノシとゆっくり私の方へ向かってきました。
遭遇した場所は意外と広大で、ところどころに枯れ果てた木が点在。
木と同化するイメージでジッと立つことしかできませんでした。

すると、これが功を奏したのかいきなりUターンして逃げ去っていってくれました。
ビックリし大声で逃げていたらどうなっていたのでしょう・・・
それから数年後、再び渓流つりをしていると草むらから突然襲い掛かられたのです。
あまりにもびっくりして転倒してしまいました。そのおかげで初撃は交わせたのですが数メートル先で何やら攻撃態勢に・・・
もぅ半分泣きそうになりながらヤバいと感じて、杖代わりにもっていた ※測量ポール を振り回し大声を上げ立ち上がると何かに怯えるかのように鳴き逃げていきました。足がガクガクブルブルでした。

【無知は死に値する】万全の対策を!!
以上、これらが私の実体験です。
ただ運がよかったね?と言われたらそうなのかもしれないが実はいずれも冒頭で紹介した
『クマが人を襲うとき』米田 和彦著(つり人社)
に記載されている対策の一例を無意識で行っていました。
かねてより、山に入るからには最低限の知識は身につけないといけないと思い拝読させていただいていました。
著者は2000件近いクマ事件を分析し50年近くクマを研究した方です。本に記載されているほんの一部の対策ではありましたが間違いなく抑止力となったと断言できます。
くどいようですが、これらの事例は私の実体験(ほんの一例)です。書籍には2000件近いクマ被害を分析し効果的な対策案が数多く記載されています。山に入るのであれば是非、読んでみて下さい。避けられる被害は避け、避けられない被害は最小限に抑える術を学べる内容となっています。