渓流ルアーフィッシングに革命を起こした、ヘビーシンキングミノーSMITH社のDコンタクト。
このDコンタクト50の登場により渓流釣りは大きく進化しました。
自分自身も常に持ち歩いて釣行しています!なくてはならない、そんな存在です。

しかしなぜ、Dコンタクト50が渓流釣りに革命を起こしたのか?
「慣性スライド」がどのようなアクションなのか?
なぜ長年支持されるベストセラー商品になったのかを知る人は少ない。
そこで
「Dコンタクトをもっと知りたい!」
そんな方のために、当記事ではD-コンタクトの歴史、使い方を紹介してみたいと思いますので興味がありましたら、ぜひ最後までお付き合いください。

Dは強いですーwww
Dコンタクトとは何者?なぜ革命を起こせたか?
d-コンタクトとはSMITH社から発売されているヘビーシンキングミノーです。。
50mmのボディに4.5gのウェイトがあり“素早く沈む”という特性があります。

d-コンタクトが発売される前の渓流ミノーと言えばフローティングタイプ(高浮力)が主流でした。
高浮力の特性によりキビキビしたアクションはするが必然的に表層しか攻めることができず、底に定位する大型にアピールするのが困難とされていました。
単純に“沈むミノー”を作ればいいじゃないかと思うだろうが、当時はそう簡単ではなかったみたいです。
高比重にすることで泳がない・アクションしない等の問題が次から次へと・・・。
長い期間トライ&エラーを繰り返し、これを解決したのがd-コンタクト独特の
「へ」の字型ボディ形状
緻密に設計された絶妙なバランス
高比重から生まれる抜群のキャスタビリティ
艶めかしい慣性スライド
流れに負けない抜群の水噛み
このような性能をもって、渓流ミノーイング攻略の幅が格段に向上。
多くのアングラーが支持し続ける爆発的なメガヒット商品となったわけです。
慣性スライドとはなんぞや?
そもそも慣性スライドってなに?
おいしいの?
って思われている方多いと思います。自分もそうでしたのでw
では、ややこしい慣性とは?
外力の作用を受けないとき、すなわち自由運動を行っているとき、物体はその速度を変えることなく運動を保ち続ける。この性質を慣性という。
引用:コトバンク
どうですか?慣性スライドがイメージできますか?
うーっん・・・
ですよね?
一言でいうと「自由流下」
簡単に説明すると、キャストしリーリングまたはアクションを加えます。
そうすると、ラインを介しDコンは泳ぐなりダート等なにかしらの運動を行う。
そして、この直後の運動を阻害しないことで川の流速とともに流下していきます。
この際、できるだけ外力の作用を受けないよう意図的に操作するのがコツとなりますが、Dコンは沈むという特性を持っていますので底を拾わないようにポイントに適した間を与えつつこれらの動作を繰り返していきます。
そこで重要なのが
ラインスラッグ(弛み)
ちなみに上記の運動直後、ラインテンションをかけたまま同じアクションを連続的に与えると皆しっているヒラ打ちやダート・フラッシングなどの高アピールアクションとなります。

Dコンタクト最大のデメリット
上記ではd-コンタクト50を持ち上げまくりましたが、当然欠点もあります。
それが高価であるということ。

どんなに安くても¥1,600程度。
零細企業勤務の貧乏サンデーアングラーの僕には超高級ミノーです。
ロストしてしまった時のショックは計り知れません・・・。
もう少し値下げしてくれと願うばかりです。
ここでオススメ商品をご紹介させていただきます。
ルアー回収機「ルアーリターン」
仕様/規格
・本体材質:18-8ステンレス
・頭部材質:18-8ステンレス(金メッキ)
・収納時サイズ:32cm
・最長伸時サイズ:245cm
・9段継
・引っ張り強度:静荷重30kg以内
渓流域での釣行では、これ一本あればロストする確率が飛躍的に減少します。
地味にお高いですが根がかりをほぼほぼ回収できる事を含め、高価なミノーのロストを気にせずキャストできる。
根がかりを恐れることなく果敢に攻めることができる等のメリットが非常に大きいので購入して絶対に損はありません!!

Dコンタクトのラインナップ
d-コンタクトのサイズは50(4.5g)・63(7g)・72(9.5g)・85(14.5g)・110(26g)とあり、カラーバリエーションは豊富で約30種以上もあります。
渓流ミノーでは50、または63がメインとなることでしょう。
カラーにいたっては選択肢があり過ぎて迷うかもしれません。
カラーは好きなものでいいと思っていますが、私の場合は視認性抜群のピンクやチャート、グリーンを好んで使います。
どこを泳いでどのようなアクションをしているのかが分かりやすいからです。

まとめ
拙い文章で申し訳ございませんでした。
そして最後までお付き合いいただきありがとうございます。
これから渓流釣りを始めてみようかと思っている方に少しでもd-コンタクト50のポテンシャルを理解していただけたのであれば嬉しいい限りです。
d-コンタクト50を紹介するにあたり、若干お高い商品であることが心苦しかったのですがそこを上回るメリットがあるからこそ筆を走らせていただきました次第です。
d-コンタクト最大の売りである、
慣性スライドを駆使し“釣れた”ではなく“釣った”といえる一尾との出会いを体験してみてください!
