海以外の本流サクラマス釣りでナイロンライン使いますか?PEライン使いますか?
なかなか難しいテーマですよね。
広大な海や大河のオープンウォーター。これに絡むドン深ポイントなどなど遠投性や感度を優先したい時は迷わずPEラインです。

分かってます!
でもですね・・・
流速がある本流サクラマスではナイロンが扱いやすい!ナイロン以外考えられない!
といったナイロン信者は少からず存在します。私もそのうちの一人です。
当記事は本流サクラマスで使用するライン選びでに迷っている方々へ向けた記事となります。一読いただければ幸いです。

ナイロンラインのメリット・デメリット
以下にナイロンラインのメリット・デメリット、注意点をまとめてみました。これらを十分に確認しフィールドで活かしてください。

ナイロンラインのデメリット3選
品質(強度)のバラツキがエグい!強度表記に注意?!
サクラマス釣りであれば大体10lb〜12 lb(2.5号〜3号)を用いる方が多いと思いますが、メーカーによっては新品であっても結び目以外の本線から切れる商品が意外と多かったのです。または*ポンドクラスライン・*ポンドテストラインの規格を理解できていなかったアングラーも多かったのも事実でした。
*ポンドクラスラインlbC/PCL/CLASS(lb)
10lbであれば4,5キロの負荷で必ず切れるという事。意地悪な言い方をすれば0〜4,5kg間のどこで切れるか不明で、すごく不安である規格。(1ポンド=約450g)
*ポンドテストラインlbT /PTL/TEST(lb)
10lbであれば最低4,5kg耐えられるという事。4,5kgを下限として、どのくらいの負荷で切れるか不明。5kgかもしれないし6kgかもしれません。

どちらかというと後者の方が安心できますね。
吸水や紫外線による強度低下が著しい!
ナイロンラインの宿命でしょうか。
吸水と紫外線によって徐々に徐々に劣化していきます。ですのでポンド表記も新品時の目安に過ぎません。
安月給の私でも月に一度交換するようにしています。

飛距離が稼げない!
PEラインから比べると太い分、摩擦抵抗が大きく圧倒的に飛距離が伸びません。広大なポイントでは不利でしかないのかもしれません。

ナイロンラインのメリット3選
サクラマスをバラシにくい!
飛距離は伸びないけど、ナイロンラインそのものは適度に伸びます。
また、突発的な負荷(サクラマスの走りや急なバイトなど)に対する強度も優れています。根スレにも強い特性もあることからバラシにくい事には間違いありません。
視認性が良好!見えるは武器になる!
ここは意見が分かれるところでもあると思いますが、ラインは見えたほうがより戦略的かつ攻撃的なアプローチを仕掛けられると思っています。
何処にキャストし、
ルアーがどこに着水しどこを泳いでいるのか。
どこのコースをトレースするか。
ラインの方向や角度でどのくらいのレンジにいるのか。
などなど、ラインは見えている方が集中力維持につながったり、イメージがより深まるはずです。

また、ラインは細い方が魚に警戒心を与えにくい。
だからラインは極力細く細く・・・
と、そう思って疑わない時期がありました。
あるとき、そんな感覚的なものを実際どうなん?科学してみたい!と思い、様々な書物を読み漁りたどり着いた答えは
太かろうが細かろうが魚は糸を認識している。
です。
糸の太さで極端に反応が違うみたいな経験もありませんし深く考えないようにしました。
では重要なのは・・・?
全ては下記の書籍に書かれていますので興味があれば見てみて下さい!
コスパに優れ、とにかく扱いやすい!
主観でこんなこと言って申し訳ないのですが、ぶっちゃけPEにリーダーつけるのって・・・
面倒くさくないですかwww
サクラマスのシーズンは毎年3月頃から本格的になると思いますが結構寒いんです
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

根がかりやリーダースッポ抜けでシステム組み直しなんて日常茶飯事。
かじかむ手で、にわかに組み直した直後って何故かヒットしたりするんです。
そしてバレるんです。(経験済w)
だからナイロン推しってわけではないのですが、やっぱり扱いやすいのと安さが魅力の一つです。
厳選おすすめナイロンライン!
ここまでなんだかんだ語っといてアレなんですがおすすめできるナイロンラインって一つだけなんです。
ポンドテストラインlbT /PTL/TEST(lb)規格で視認性も良好です。
さらにさらに・・・
300mで1600円?!
ワンシーズンこれ一つで十分ですw
【まとめ】バカとハサミは使いよう
最後までお付き合いいただいたのに、しまらない最後で申し訳ありません。
ようは適材適所?適所適材?ってところですかね。
当記事はあくまでも本流サクラマス釣りを前提としていますので、ナイロンラインを推奨させていただきました。
なにを使うか
ではなく
どう使うか
を意識していけたらと思います。ありがとうございました。